放送サービスの高度化
【放送サービスの高度化】
ICT(情報通信技術)の発展にともない、放送・通信サービスを取り巻く環境が大きく変化し通信・放送相互の連携により、利便性の高い次のような放送サービスの提供が始まっています。
■4K・8K放送
現行ハイビジョンは画面を構成する画素数が横方向に約2000、縦方向に約1000、計200万画素で横方向の画素数をとって2K(Kは1000を意味する)と呼ばれています。
4Kは横に約4000、縦に約2000、計約800万画素、8Kは横に約8000、縦に約4000、計3300万画素となります。
画素数が多くなると今まで以上にクリアで綺麗な画像を見ることができ、大型画面ではより臨場感の高い番組を楽しむことができ、現在は放送実現に向けて検討が行われています。詳細は以下を参照ください。
総務省「H25年度情報通信白書」
(2)次世代放送サービスの普及に向けた取組(4K/8Kの取組を中心に)
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/html/nc112320.html
■ハイブリッドキャスト
放送と通信を連携させた新しいサービスです。
ニュースや気象をはじめ、番組に関する情報をこれまでのデータ放送より鮮明な画質で楽しめるとともに、スマートフォンなどから双方向番組に参加でき、番組に関する多彩な情報を得ることができるセカンドスクリーンサービス、参加型ゲーム等多彩なサービスが計画されています。
現在、NHK総合テレビで行われています。(民間放送局では一部局で実験中)
※ハイブリッドキャストの利用には対応テレビとインターネット環境が必要です。
詳細は以下を参照ください。
<NHKハイブリッドキャストHP>
http://www.nhk.or.jp/hybridcast/online/
<一般社団法人 IPTVフォーラム HP>
■スマートテレビとは・・?
スマートテレビは、「放送・ウェブ連携」、「多様なアプリケーション・コンテンツの提供」、「端末間連携」の3つの基本機能を具備したテレビで、接続についてはアンテナ線への接続に加えインターネットに接続する必要があります。
今後スマートテレビで受けられるサービス例などについては、下記、総務省ホームページの資料を参照ください。